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2009年4月26日 (日)

Antibes-Juan les pinsより-3

**Musée d'Archéologie 考古学博物館
ガラスが好き、と改めて思う。たまらなく。
漂流物のガラス。黄、緑、青、紫、そしてクリア。
欠けたガラスの美しいこと。
不完全なものには完全なものにはない美しさ、魅力がある。

**Biot Antibesからバスで30分程の街。
まずMusée Fernand Léger フェルナンレジェ美術館へ。
キュビズムを代表するアーティストの一人。
正直、名前を聞いたことがあるような...程度の知識でした。
キュビズムの有り様について、この間ピカソクレー展に行った時に
あぁ、そうか!と思ったのにもう忘れている。
物質を何かに変換することなく物質として捉える...?まぁ、そういったことは置いておいて。
以前はそれほど魅力を感じなかったこういった作品。
今はとてもとても好き。
思いのままに描いたようでいて、とても計算されて描かれている。(のだと思う)
インパクトだけではない、ずっと眺めていたい作品。
開口部のステンドグラスや外観のモザイクも秀逸。
特に外観のモザイクはとてもいい。

そしてBiotの街。
私はここが大好きです。
山の上に家々が建ち並ぶ、南仏に多く見られる"鷲の巣村"の一つ。
まさしく物語から抜け出たような街。
こじんまりとかわいらしい、だけど確かに人々の暮らしがあるんだよなぁ。
極めつけは大好きなガラスの街だということ。
ガラス工芸の村として広く知られていて、多くの工芸家がアトリエを構えています。
Michelle...Oprto(?名前を忘れました..)という作家の花器がとても素敵で
金の粉末を使ったそれらの中にはどこか日本的な雰囲気を持つものもあって。

学生時代に行ったベネチアで、気に入ったものを迷わず買える大人になろう
と思って早6年...
(ベネチアのガラスに魅せられてガラス工芸を仕事にしようかと
半分くらい本気で思って工房を調べたりしました。)
そんな大人にはまだまだ遠いようです。
帰ったらsans professionだし...

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2009年4月16日 (木)

Antibes-Juan les pinsより-2

昨日はVallaurisという街へいったのですが
ここにはピカソのLa Guerre et la Paix という絵があります
これが....
とてもとても感動

南仏を訪れる方はぜひぜひ見るべき、と思います
詳しくはまた今度記したいと思います

カテゴライズしようと思ったけれど(インテリア、建築、アート、食...などと)
無理そうなので、つれづれに(自分の覚書)

**住所の番地を示すナンバーが必ず玄関先や門に貼ってあるのだけど
これがたいていいかにも南仏なタイル
私などはかわいい!と思ってしまうけれど
こちらの人にとっては当たり前なのでしょう
表札も、鋳物の棒を曲げて名前を形作っていて(説明が下手で...)
これもとてもオシャレ
帰ったらゆっくり写真を載せたい

**C.D.G空港はだ円形(たまご形)がモチーフになっていて
外から見ても開口部がそうだし
内部はゲートを表示する表示板がこの形
ここの空港の特に面白いのは、立面の空間の使い方
カフェなどを挟んで各ゲートが両側に並んでいるのだけど
カフェなどのお店が一段下がったところある
そういえば高さはどれくらいだったのか..
多分2mちょっとくらい
視線の関係?空間の有効利用+広がりのため?

**france5チャンネルのQUESTION MASIONという番組
渡部篤郎?の建物探訪的な
ビフォアアフター的な
インテリアのトレンドを紹介したり
といった番組
先日はメゾンエオブジェでの一こま
エコロジカルがキーワードのようです

**100%mag
古い家具のリメイクとかお部屋のお悩み解決とか、
インテリア系の話題も必ずあるテレビ番組
スターの話題や政治の話題もあるのでワイドショーっぽい感じ
先日は若者がモードの餌食になっている、という話題で
どこも同じなのね...と

**何でもない街の風景 窓辺の風景
時間によって変わるその表情がとてもとても魅力的
でもきっと日本もそう
自分が自分の街のその風景にどうして魅力を感じられなかったのか
そんなことも考えられそう

**ペイネ美術館 Musée Peynet
建物を含めた空間としては軽井沢のペイネ美術館も負けてはいないかな
というか軽井沢の方がいいかも
でも作品数はやはり多いのかな
ペイネの人形、意外と可愛い
直筆の水彩の絵はやはりその微妙な色具合が実物だからわかるというもの
ペイネの絵はやはり見ていて、幸福と平和が感じられる
その中にもちゃんとアイロニカルな部分もあって(これがポイント!と思う)
Antibesを離れる前にもう1度訪れようかな
ペイネはやっぱり好き
ステキな封筒を見つけたので軽井沢のペイネ美術館は一緒に行った友人二人に手紙を、
と思うのだけど、封筒は別にお土産にした方がいいかな...とも思うし迷うところ

**街にはギャラリーが沢山
おぉ!これは!と思う作品もあるけれど、いくらですか?と聞く勇気はなかなか

**ピカソ美術館 Musée Picasso-Château Grimaldi
ピカソが1946年にアトリエにしたグリマルディ城
お城という空間がピカソにダイナミックな大作を可能に
アトリエを去る際、ここで制作した作品の大半を市に永久貸与したことで
この美術館が誕生
1946年というのは、彼の生涯でも幸福な時期らしく"生の喜び"を歌い上げるものが多い、という作品群
昨年7月にリニューアルオープンしたというし
ちょうど企画展で他の美術館のピカソ作品も集まっていたのでいい時に来たかも

有名な La Joie de Vivre は静かなパワーのある作品
喜びというのはごく普通の何気ない日常の生の中にあるのだ、と

印象的な作品
Nature Morte à la bouteille,à la Sole et à l'aiguière
グレーからホワイトの色使いがたまらない

Les Clefs d'Antibes
壁に直接描かれた作品
ピカソの存在が近くに感じられる

**ピカソ美術館の空調を覆う木星の目隠しがとてもいい
お城という言ってみればクラシックな空間にモダンなこれがとてもマッチ
ここはとてもシンプルな石造りのお城だからか

**ピカソ美術館
Anna-Eva Bergman
Hans Hartung
抽象画
Bergmanの作品は特に好み

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コメントありがとうございます

直接ブログに書き込めなかったので...

ryuji_s1さん

コメントありがとうございます

本当に花がキレイです!

特別手入れされている風でもない庭やに公園に咲く、野の花もキレイで

そうか、この時期だから花も果物もあふれているのですね

あまり考えずに来てしまいましたがいい時期で嬉しいです

りーちゃん

おそろしいくらいに忘れているよ...

これは以前からだけどリスニングがさっぱりなのも追い打ちをかけています

でも今は楽しんで学べているかも

学生時代は若干...ね

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2009年4月14日 (火)

Antibes-Juan les pinsより

バタバタと日本を発って、今、Antibesの街より更新しています
街のネットカフェからなので誤字脱字多いかもしれません
キーボードの配置って違うのね...当然フランス語仕様?

今、私のいるAntibesは南仏Côte d'Azur、ニースとカンヌの間に位置する街です
レジダンスがあるのは隣町Juan les Pins

Antibesはなによりピカソ美術館が有名
1946年にピカソがグリマルディ城をアトリエとしてそこがそのまま美術館になっています
お城というスペースに限りのないアトリエを得て
ピカソはここで多くの大作を描いたよう
特に La Joie de Vivre
生きる喜び、と題されたこの絵は色使いを抑えつつも
あふれる幸福を存分にキャンバスにおさめたという感じ
壁に直接描かれた Les Clefs d'Antibes という作品も印象的でした
Clefsとは鍵のこと
あー、本当にここでピカソが描いていたのだ、と

そしてJuan les Pins
ここはフィッツジェラルドはじめ、多くの文化人に愛されたリゾート地だそう
海沿いにレストランが並んでいて砂浜の上にテーブル
海を眺めながら食事もできます
私はまだお茶だけ
毎年7月にはジャズフェスティバルがあるそう Jazz à Juan
これが結構有名みたい
いつか来たい!

レジダンスにはミニキッチンがついていて
マルシェやスーパーで食材を買って、料理しています
こちらはやはり外食は高くつくかな、といった印象
ランチはクレープやサンドウィッチならお手軽
ボリューム十分で
マルシェは見ているだけで楽しい
野菜や果物はもちろん、チーズ、お肉、ガトー、コンフィチュール、お花、石けん、オリーブ、オイル、スパイス...などなど

フランス語は学生時代それなりに学んだはずなのに...
全然まったくダメです!
ブランクがあるとはいえ自分でも笑えるくらいに
パリに移動するまでの2ヶ月で多少話せるようになりたい
*学生時代、なぜかフランス人の教授のゼミでなぜかモンテーニュを専攻していました

クラスメイトとランチを一緒にしたりしていますが
会話は英語!
英語はもちろんほんの少ししか解せません
英語も上達できるかな
そういえば高校は国際科だった...

そんなわけで言葉の問題はあるにしろ、ここでの時間を楽しんでいます
コートダジュールの海は想像通りの美しさだし
街には花が咲き乱れているし
日本で生まれ育った私には、ここのなんでもない風景がただただ魅力的
インテリアに関することも含め様々な感覚がまた広がるといいなと思います
けれどそういったことはひとまず忘れて
のんびりしています

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